地域情報サイト 広島|汲地一郎の『時字放談』
 

その月の出来事を一文字に込めて、汲地一郎が広島の今を語る!
 


 
『再確認』
 


 

初回に続いて二度目の"新"です。
2009年今年の漢字に選ばれましたが、やはり民主党が新たに政権をとった事の印象が強いのでしょう。
しかし、広島等の地方都市に居ると何も変わった様子もなく、むしろ昔に戻っているような感じさえ受けますね。
街の活気は無くなる一方だし、景気回復に繋がるようなネタも情報もないまま、ただ年だけが新しくなったお正月でした。
新しさだけを追った時代は過ぎ、温故知新、事の本質、原点をもう一度再確認して生きていきましょう…という事なんでしょうね。

 
投稿日:2010年1月27日
 


 
『樽賽銭と景気』
 


 

10月に続いてお祭りです。
11月の広島と言えば胡子講。数年前に暴走族で全国的に有名になりましたが、本来は商売の神様「胡子神社」の大祭で、商売を営まれている方々が熊手を買って商売繁盛を祈願する粋のいいお祭りなんですよね。
私が子供の頃には、世の中が不況になるほど人は賑わい、好景気を願って樽賽銭の中には一万円札が溢れ、お金の入り具合で景気がわかるなんて言われていました。
ところが、今年の胡子講は、少なくとも私が記憶する中では、人出は最低、ホントに人が少ないのに驚きました。
当然除いた賽銭樽に一万円札は僅か1枚…熊手屋さんも大変ですねー。
もう広島の人達は不況を跳ね飛ばす元気も、好景気を願う気力も無くしてしまったんですかねー。

 
投稿日:2009年12月10日
 


 
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◆汲地一郎
1956年生まれ。
タイポグラフィー・グラフィックデザインの分野で活躍中。多数のロゴやテレビタイトル等を手掛けている。
その他に、イベントプロデュースや店舗プロデュースも手掛けている。
 
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