地域情報サイト 広島|ナベちゃんの『航海途中の寄道』
 

世界の海を巡る旅、ナベちゃんの航海日記!
 


 
『日本全国で温かい歓迎』
 
日本各地に入港するこの時期、船はビックリするくらい温かい歓迎をうけます。
それは、着岸する岸壁の様子やイベントで各地差がでます。
船が入港することで、市をあげてのイベントが行われることも珍しくありません。
 
先日の大船渡(岩手)もその一つ。
地方の新聞にで入港が大きく伝えられていたこともあり、岸壁は祭のようにたくさんの人。
岸壁まで開放され、市民の方達は船を見にはるばるやって来て、船をバックに記念撮影をしている人達がたくさん。
岸壁には、物産を販売するテントがたくさん並び、お客様はもちろん、休憩中の乗組員もお買い物。
夜は、特別にキャンドナイトと題した催しや、船が寄港したのを記念して、特別に水上花火が打ち上げられました。
また、岸壁には特別に夜の屋台が並び、網で焼かれた秋刀魚や海産物をその場で食べることができます。21:30からは乗組員も加わり、岸壁がクルー専用の居酒屋となっていました。
 
入港出港でセレモニーが行われることもほとんどで、その時に各地方の伝統的な踊りが披露されたり、市長さんが挨拶に来たり、テレビ局が取材に来たりすることもよくある事です。
各地方をまわるこの時期は、そういった各地方の特色ある出迎えを受けられるのも楽しみの一つ。
広島は、一年に一回。毎年11月に必ず寄港します。
残念ながら、広島に寄港する時はお客様の乗船と下船場所となっているだけで、観光ポイントではなく、そのため岸壁は非常に寂しいことに…
広島も、もっと歓迎ムードたっぷりだったら喜ばれるのになぁと、地元だけにちょっぴり寂しく思います。
夜の船は、今でも惚れ惚れするくらい綺麗なので、ぜひたくさんの人に生の船を見てほしいです。
ちなみに、ツアー中は船のロゴが背中に大きく入ったジャンバーを来て添乗してるのですが、ツアー中に、それを見た見ず知らずの方に突然「もしかして、今日船が入港してるんですか!?」と話しかけられることも、よくあります(笑)
 
各地に立ち寄る度に、広島が寄港場所の一つになって、市をあげてイベントの一つにしたら面白いのと思ってます。
電車や車や飛行機でその県に入るのとは違って、船は少しづつ陸に近づいたり、また、岸壁で手を振ってくれている人達から少しづつ離れていったり、他の交通機関とは違う雰囲気があります。
それだけに、岸壁での出迎えの雰囲気は記憶に残りやすいもの。
広島をもっと知ってもらうために、船の入港とうまくコラボレーションできたらいいのにな〜と改めて思いました。

 
投稿日:2010年10月23日
 


 
『憧れのアイテム。』
 
ブルーブラックの色を見ると、大人の色だなと思う。
葉書に書かれたブルーブラックの文字は、色の濃淡が味わい深く、大人の色だなぁといつも思っていました。
 
北海道は小樽の北一ヴェネチア美術館で、生まれて初めての万年筆を買いました。
細く長いガラスペンは、深い海を思わせる青色をしていて、その中には金のカケラがキラキラと散りばめられています。
このガラスの万年筆を、相棒にすることに決めました。
 
インク瓶の中に綿を詰め、ペン先を傷つけないようにする作業が丁寧で、なんだか大人になった気分。
紙の上で走らせるとカサカサと音がする書き味や、時々ペン先にインクをつける手間がより贅沢な気分にさせてくれ、書くことがますます楽しくなりそうです。

 
投稿日:2010年9月18日
 


 
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◆ナベちゃん
1981年生まれ。
広島県出身、広島県在住のふっつーの女性。とある客船に乗船し勤務。
 


 
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