知ってて役立つ(？)パソコンの豆知識をうえむ〜が紹介！
『転ばぬ先の杖(ｾｷｭﾘﾃｨｰ中級編)』
前回から随分間が開いてしまいました。
楽しみにしていた方には大変申し訳ありませんでした。
さて、第6回は「転ばぬ先の杖(ｾｷｭﾘﾃｨｰ中級編)」をお送りします。
皆さんはｲﾝﾀｰﾈｯﾄの接続に「ﾙｰﾀｰ」を使っていますか？
ﾙｰﾀｰについて説明すると…
一般的に1つのｲﾝﾀｰﾈｯﾄの回線に対して接続できるPCは1台だけですが、ﾙｰﾀｰを使うことで複数台のPCを同時にｲﾝﾀｰﾈｯﾄに接続することができるようになります。
ﾙｰﾀｰの機能はｲﾝﾀｰﾈｯﾄ接続の分配だけではなく、不正ｱｸｾｽ防止機能やﾌｨﾙﾀｰ機能が備わっているものが殆どです。
なので、ﾙｰﾀｰを導入することは、たとえ接続するPCが1台でもｾｷｭﾘﾃｨｰが向上し、かなり大きな意味があります。
(回線がﾌﾚｯﾂ光ﾌﾟﾚﾐｱﾑの場合、CTU(加入者網終端装置)がﾙｰﾀｰ機能を持っていますので、別途ﾙｰﾀｰは必要ありません。)
では、ﾙｰﾀｰを使わないことがどれだけ怖いかと言いますと…
・不正ｱｸｾｽの標的になりやすい、又は他所への不正ｱｸｾｽの踏み台にされやすくなる。
と、ｾｷｭﾘﾃｨｰ面でかなり不安要素が出てきます。
「自分のﾊﾟｿｺﾝには大したﾃﾞｰﾀが入っていないから、不正ｱｸｾｽされても平気」
と思う方もいらっしゃるかと思いますが、一番怖いのは他所への不正ｱｸｾｽの踏み台にされた場合で、知らず知らずの間に不正ｱｸｾｽの加害者になっている事もあります。
さらに、ﾊﾟｿｺﾝの中に各種ﾊﾟｽﾜｰﾄﾞや、ｸﾚｼﾞｯﾄｶｰﾄﾞの番号をﾒﾓしたﾃﾞｰﾀを保存していれば、情報を盗まれて悪用されてしまう可能性も十分あります。
幸いなことに、最近はﾙｰﾀｰの販売価格がかなり下落してきており、3千円〜5千円程度で手に入るようになりましたので、この機会に安価なものでも構いませんのでﾙｰﾀｰを導入してみてはいかがでしょうか？
ちなみに、ADSLﾓﾃﾞﾑやONU(光回線終端装置)にﾊﾟｿｺﾝを直結するよりも、ﾙｰﾀｰを間に挟んだ方がｲﾝﾀｰﾈｯﾄのﾃﾞｰﾀ通信速度が改善される場合があるので、ｾｷｭﾘﾃｨｰ面以外での導入ﾒﾘｯﾄもあります。
次回は、「Windows Vistaってどうなの？」をお送りします。
お楽しみに！
投稿日：2009年4月13日
『買い換える前にちょっと待った！(後編)』
さて、第5回は前回の続き『買い換える前にちょっと待った！(後編)』をお送りします。
前回のおさらいです。
パソコンの動作が遅く感じられる原因は主に4つあります。
1:メインメモリの搭載容量が少ない
2:セキュリティー対策ソフトが重い
3:購入してから工場出荷状態に一度も戻したことが無い
4:ハードディスクが遅い
そこで、1番〜3番を少ない予算で解決して、快適にパソコンが使えるようになる方法を教えましょう。
まずは、必要なデータや設定をバックアップした上で、パソコンに付属しているリカバリーディスクで工場出荷状態に戻します。
これだけでもかなり動作が軽快になります。
但し、WindowsXP初期パソコンに付属しているリカバリーディスクはサービスパックが未適用またはSP1の事が多いので、必ずWindowsUpdateを実施して最新のSP3までアップデートしておきましょう。
購入した時の状態まで戻りますので、良く使うソフトのインストールやバックアップしたデータや設定の書き戻しを忘れずにしましょう。
メインメモリの増設は、最近メモリ価格が暴落しているので、1GBのメモリを購入しても5千円するかしないか位まで下がってきています。
理想は最大搭載容量一杯に増設ですが、機種によって異なりますので、最低限512MBは増設して下さい。
セキュリティー対策ソフトが重い事ですが、ウィルスバスターやノートンインターネットセキュリティーは動作がかなり重い部類に入ります。
前回ご紹介しました「イーセット・スマートセキュリティー」や無料で使えることで有名な「Avast!」に変更するだけでかなり動作が軽快になります。
パソコンは決して安い買い物ではありません。
末永く使うことはお財布にも地球にもやさしい賢いパソコンの使い方だと思います。
次回は、『転ばぬ先の杖(ｾｷｭﾘﾃｨｰ中級編)』をお送りします。お楽しみに！
投稿日：2008年12月1日
◆うえむ〜
山口県出身、山口県在住の生粋の山口っ子。でも勤務地は広島市。
本業は、Webクリエータのかたわらパソコンに関する何でも屋。
元システムエンジニアだった頃の知識と技術を活かしたハードウェア関連のコンサルティングが得意分野。
趣味は自作パソコンと昨今話題のiPod等を活用したPCオーディオ。
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