地域情報サイト 広島|トップスひろしまコラボ企画『選手インタビュー』
 

トップスひろしまとのコラボ企画、広島のスポーツ選手を紹介!
 


 
『槙野 智章 選手』
 
第6回目
サンフレッチェ広島
槙野 智章 選手
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今回はワールドカップ中断中に行われたサンフレッチェのオーストリアキャンプから帰国し、7/14再開のJリーグ後半戦に向けた練習試合(7/7:サンフレッチェ広島Vs.ファジアーノ岡山戦)後にインタビューしました。
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槙野 智章(マキノ トモアキ)選手は、2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会の予備登録メンバー30名に選出されました。今年1月6日のイエメン戦では日本代表のキャプテンを務め、さらにチームでもトルコキャンプ、ACL初挑戦、オーストリアキャンプと次々と国際経験を積み、若手の中でも国際経験豊かな選手です。次代の日本代表主力との呼び声高いディフェンダーです。
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【Q】ワールドカップ23名には選ばれず、チーム帯同のサポートメンバーにも入りませんでした。出場しないとしてもワールドカップに現地で触れたかったのではないですか?
【A】それはあります。生で感じる経験は重要だと思います。しかしチームとしてオーストリアキャンプの予定がありました。それならキャンプで後半戦に向けてコンディションをしっかり作った方がいいと思いました。南アフリカに行っていたらコンディション作りが難しかったと思います。
 
【Q】(ちょっと話はそれますが)中村俊輔選手の代表引退についてコメントをお願いします。
【A】短い時間しか一緒にできませんでした。残念です。個人的にはもっとやりたかったですね。左足のキックとかも教えて欲しかったです(笑)
 
【Q】ワールドカップ中断中に行われたオーストリアキャンプで、槙野選手が最も意識したことは何ですか?
【A】まずはストヤノフとのコミュニケーションを重視しました。どうしても言葉の壁があるので、(森脇)良太と一緒に3人で同じ守備をやれるように、マークの受け渡しなど何度も確認しました。
 
【Q】今日の練習試合でその成果は出ましたか?
【A】今日はセットプレーで1失点しましたが、それ以外の流れの中では確実に守れていました。特に前半はチームとして攻撃よりも守備を意識してやりましたし問題無かったと思います。58分以降は若手中心になりました。自分も74分まで出場しましたが、若手中心の方が球離れも早く良いサッカーができていました。良いところはチーム全体に浸透させていきたいです。
 
【Q】トルコキャンプだけではなく、今年はACLに初出場するなど、サンフレッチェは非常に国際経験の豊かなチームになりつつあります。槙野選手自体も世界に出て意識が変わりましたか?
【A】ACLは一度出ると、出ただけでは気持ちが収まらなくなりました。出るからには絶対に結果の欲しい大会ですね。だから今年は全く満足できていません。でも出ることで戦い方が分かってきました。今回も後半は3連勝でした。もう一度出ればもっとできるはずなので、必ずもう一度出場権を獲りたいです。こういった欲が出るのも、世界を経験したかからこそです。これが最大の意識の変化だと思います。
 
【Q】ACLのホームゲームには広島メイプルレッズの選手など、トップスのメンバーも応援に来ていました。
【A】見に来てもらえるのは嬉しいですね。お互い刺激になると思います。
 
【Q】「トップスひろしま」の多くの選手の中でも、チームとして個人として世界を見ることが多い槙野選手から最後にメッセージをお願いします。
【A】広島を代表して世界と戦うチャンスがあることはとても嬉しいです。「広島からでもチャレンジできる!」「俺たちでもできるんだ!」って所をどんどん見せて行きたいと思います。それが広島のスポーツの盛り上げにも繋がると思います。
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【インタビュー日】
2010年7月7日
【写真.01・02】
ともに、練習試合終了後、インタビューに答える槙野選手

 
投稿日:2010年7月10日
 


 
『佐藤 敦之 選手』
 
第5回目
中国電力陸上競技部
佐藤 敦之 選手
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トップスひろしまでは、GW広島恒例の「フラワーフェスティバル・トップスひろしまパレード」に参加し、パレード後は平和記念公園内のトップスひろしまブースで選手のサイン会などを行いました。初日5月3日に参加した選手インタビューのラストは中国電力陸上競技部の佐藤敦之選手です。
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佐藤 敦之(サトウ アツシ)選手は、福島県出身。中国時代から全日本中学陸上1500mで優勝するなど早くから頭角を現し、高校総体は5000mで5位、そして早稲田大学在籍中にはではマラソンで2時間9分50秒と当時の学生日本記録を樹立。中国電力入社後も2008北京五輪日本代表、2009世界陸上日本代表と日の丸を背負い続ける中国電力のエースランナーです。
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【Q】フラワーフェスティバルのトップスひろしまパレードは楽しめましたか?
【A】楽しかったです!これで3回目の参加だと思います。僕は選手なんでパレードの中で選手が走ったりパフォーマンスできたらもっと面白いと思います。(ハンドボールならボールを投げたり)
 
【Q】今年の東京マラソンを振り返ってどうでしたか?
【A】優勝を狙っていたので、勝ちきれずに3位で終わったことは悔しかったです。やはり「勝つ」と言うことは大事なことだと思います。ただ1年間で3レース目のマラソンだったのもあり、思った以上に見えない疲れが出たのだと思います。レース中、ラスト勝負になると思っていました。途中、自分が前に出たときに勝負をすれば結果は変わったと思います。結局、藤原正和(HONDA)選手がスパートしたときには身体が固まってしまい、ついていけませんでした。しかし疲れや天候、レース展開が自分に向かなくても結果として悪いなりに3位にまとめられたことは、次へのステップとして、前向きに捉えています。新たな一歩だと思います。
 
【Q】次へのステップというのは?
【A】やはり来年の世界陸上と2012年のオリンピックが目標になります。そのためには、まず今冬の選考レースに出場する必要があるので、2010年12月の福岡国際マラソン・2011年2月の東京マラソン等への出場を次のステップと捉えて準備していきます。
 
【Q】北京オリンピックの振り返りと次のオリンピックへの想いを聞かせてください。
【A】北京は結果の通り全く楽しむことができませんでした。オリンピックまでの事前準備もできませんでした。やはりオリンピックはベストを尽くさないと楽しめないと思います。もう一度挑戦してベストを尽くし、オリンピックを楽しみたいと思っています。2008年夏の北京オリンピックから2009ロンドンマラソン、2009世界陸上、2010東京マラソンと休み無く来てしまい、疲れが身体にかなり蓄積されたように感じています。2012年のオリンピックのために、夏まではしっかり休み、そこから走り込んで2011世界陸上選考レースを目指したいと思います。そして世界陸上へ出場し、また、その結果が2012オリンピックへ繋がるように、最善の準備をしていきたいと思います。
 
【Q】「トップスひろしま」の活動についてコメントをいだけますか?
【A】まずは、選手同士の繋がりが面白いと思います。そしていろんな交流ができるのも良いと思います。中国電力でも陸上教室を子ども向けにやっています。自分も行くと感じるのですが、走り方やコツなどアドバイスするだけで、すぐに子どもの走りが変わるのが分かります。たくさんの可能性を見せてくれますし、子ども達と一緒に走ることで刺激をもらいます。そういった中からオリンピックへ行く選手が出てくれば嬉しいですね。まだ現役なので、自分が走ることが、重要なんですが、これからも空いた時間があれば陸上の教室だけでなく、お互い枠を超えてスポーツの普及のお手伝いをしていきたいと思います。
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【インタビュー日】
2010年5月3日
【写真.01】
パレードスタート前の佐藤選手と油谷選手
【写真.02】
フラワーフェスティバルトップスブースでのサイン会後の佐藤選手

 
投稿日:2010年5月20日
 


 
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